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子どもと教育
子育てはいま
現代の母親は、子どもの発達の遅れや社会性の育ち
にとても敏感です。
わが子に、落ち着きのなさ、言葉の遅れ、かんしゃく持ち
泣き虫、人見知りでもあれば、もう大変。障害じゃないか
将来いじめられやしないか、はたまた犯罪者にならない
か-など、標準からはみ出す個性に先行きを案じ、緊張
しながら育てているのです。
楽しむどころか、失敗は許されないと神経をすり減らし
ながら育てているのです。そのせいか、子どもの「苦手」
を見つけ出し、引き上げることばかりに気を取られ、一番
大切な「いいところ」を見つけられなくなっているのが気に
なります。
欠点が長所になることもあるはずです。
緊張して処世術ばかりを磨けば、ちょっとの違いも許さ
ず異質性を排除する、窮屈な社会にならないでしょうか。
今の子育てには「きっと大丈夫」「間違いなく幸せになれ
るよ」というあふれんばかりのメッセージを届けることが必
要だと思います。
「寛容」が家族に、そして社会にも求められているのです。
(文は抜粋してあります)
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吉田 恭子 (NPO法人ファミリーシステム」代表)
千葉日報(日刊) 1月31日より
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